2024/12/26

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馬英九総統が「2016年台湾ランタンフェスティバル」に出席

2016/02/23
台湾ランタンフェスティバルが開幕。高さ26メートルの孫悟空が鮮やかに輝く。(中央社)

馬英九総統は22日夜、台湾北部・桃園市で開催されている「2016台湾灯節(2016年台湾ランタンフェスティバル)」に出席した。会場に集まった大勢の人たちがカウントダウンする中、張善政行政院長(首相)、鄭文燦桃園市長と共に同フェスティバルのメインランタン、「齊天創鴻運(孫悟空が好運を生み出す)」に点灯すると、色とりどりの光線と鮮やかな花火が夜空を照らし、今年のランタンフェスティバルの開幕が告げられた。

馬総統はあいさつの中で、22日は旧暦1月15日の「元宵節」であり、みなと共によい節句を過ごせてうれしいと話すと共に、今年で27年目を迎える台湾ランタンフェスティバルは参観者数が年々増え、毎年国内外から延べ1000万人以上を引き付けているとその盛況ぶりを強調。そして、同フェスティバルはさらに国際的に著名な旅行チャンネル、Discoveryから「世界で最も優れた祭典」の一つと評価され、台湾の国際社会における認知度をさらに高めたと説明した。

馬総統は、総統に就任後、台湾の観光業の発展に積極的に取り組んできたとした上で、昨年台湾にやってきた海外の旅行者は延べ1043万人を超えて過去最高を更新、自らが総統になる前の2007年と比較すると延べ672万人増えており、前政権時の2.8倍になっていると指摘した。馬総統は、過去40年来、台湾を訪れる海外の旅行者が延べ100万人増えるのには13年から16年かかっていたが、自分の任期中には毎年100万人単位で増やすことが出来、大変うれしく感じると話した。

馬総統はその後、鄭桃園市長による案内の下、「祈福区(祈願エリア)」を訪れて祈願のカードを掛けた。カードには、「難関を突破し、ピンチを平安へと転じよう」と書いて台湾のために幸福を祈り、台湾ランタンフェスティバルの成功に期待した。

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