ドイツのシンクタンク、ベルテルスマン財団(Bertelsmann Stiftung)は2月29日、最新のベルテルスマン改革指標(BTI)を発表した。それによると、中華民国(台湾)は10点満点中9.53点で、評価対象となる世界129の国・地域のうち1位だった。
ベルテルスマン財団が作成・発表するBTIは、学者や専門家250人が評価に参加するもので、「民主主義」「市場経済」「政治運営の分析・比較」等の17項目の指標で構成される。世界129の開発途上国及び市場経済移行国が対象となっており、民主主義の発展と市場経済への移行程度を示す「状態指標(Status Index)」と、政府のパフォーマンスと能力を評価する「運営指標(Management Index)」の2つの指標を総合的に評価している。