中華民国(台湾)の対日本窓口機関・亜東関係協会と日本の対台湾窓口機関・公益財団法人交流協会は、2日から4日にかけて、台北教師会館(台湾北部・台北市)において、「台日漁業委員会第5回会議」を開催する。同会議で双方は、台日の漁業者の権利・利益を保護するため、適用水域における操業規則などを協議する。
台湾と日本は、2013年4月10日に「台日民間漁業取決め」を締結した。同年5月に「台日漁業委員会第1回会議」を開催して以来、毎年、台北と東京で交互に同会議を開き、これまでに4回開催した。この会議は、台湾と日本間で、漁業協力を推進するための重要なコミュニケーションプラットフォームになっている。双方は同会議を通じて、協議や交流を継続、意見の相違を解消し、相互信頼関係の確立を推進する。これは、「台日民間漁業取決め」の、争議を棚上げし、漁業資源を共有し、紛争を平和的に解決するという友好、互恵の協力精神に合致する。