2024/12/27

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3月中旬から台湾全土のナイトマーケット査察=行政院

2016/03/04
政府は3月中旬から、台湾全土のナイトマーケットを対象とした合同査察を実施する。屋台・露店商が提供する食品の安全性や衛生環境を総合的にチェックするという。(外交部サイトより)

行政院(内閣)食品安全オフィスは3日、「夜市(ナイトマーケット)」の屋台・露店商が使用する原材料や廃棄物の流れを調査するため、3月中旬に第1段階の台湾全土ナイトマーケット合同視察をスタートさせると明らかにした。

行政院は3日、「食品安全合同査察計画チーム第28回会議」を開き、まもなく始める「ナイトマーケットにおける屋台・露店商、及びその使用原材料(供給元調査を含む)・食品関連廃棄物の流れなど」合同査察の方向について第1段階の計画を討論した。

行政院によると、これまでの衛生所管官庁による査察と異なり、今回は経済、衛生、環境保護に関する政府機関を結びつけ、屋台・露店商の登録から食材・原料の仕入先、商品と環境の安全衛生、廃棄物の清掃と処理まで全面的に査察を強化する。

行政院食品安全オフィスは、この合同査察は「まず訪問し、続いて詳しいチェックを行なう」方式をとり、段階的に執行していくと説明、3月中旬に第1段階の台湾全土ナイトマーケット合同視察をスタートさせる予定だとしている。

同オフィスはさらに、第2段階の査察では合同視察で収集した資料を基に、ナイトマーケットの現況、様態、商品分類とリスクを総合して分析し、査察作業と査察で抜き取り調査を行う重点対象について計画、最終的には原材料や商品の供給元に対してもリスクに基づいた査察とサンプル検査を実施すると説明した。

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