2024/12/26

Taiwan Today

経済

金管会、「児童と青少年のマネーウィーク始動式」を開催

2016/03/15
金融監督管理委員会の王儷玲主任委員は、中華民国(台湾)の貯蓄率は他の国々の平均の二倍近くだと指摘した。(中央社)
「国際児童及び青少年金融組織(Child & Youth Finance International)」が3月14日から20日まで開催する「グローバル・マネーウィーク」に呼応し、金融監督管理委員会(金管会=日本の省レベル)は14日、「児童及び青少年のマネーウィーク始動式」を行い、今週実施する金融面での様々な教育広報活動のスタートを宣言した。 金融監督管理委員会の王儷玲主任委員(大臣)は、中華民国(台湾)の貯蓄率は平均33%で、他の国々の約17%を大きく上回る他、金融面での教育も他国より優れているとし、「グローバル・マネーウィーク」の活動を通じて世界の目を台湾に引き付け、台湾をさらに豊かにし、次の世代の若者たちの財テクをいっそう上手にできるよう期待した。 「国際児童及び青少年金融組織」は2012年に創設された。本部はオランダのアムステルダムにあり、金融機関、国際組織、学術機構及び政府機関の寄付によって設けられた非営利組織(NGO)。同組織は児童と青少年を対象にした金融教育に努めており、2012年から「グローバル・マネーウィーク」活動を実施。2015年の活動までで124カ国が参加、世界で3000回以上の金融に関する広報活動がこの週に開かれ、560万人の児童と青少年が共にこれら金融知識に関する教育活動に参加した。 今回の「児童及び青少年のマネーウィーク」活動を行う台湾金融研訓院(Taiwan Academy of Banking and Finance)及び台湾集中保管結算所(Taiwan Depository & Clearing Corporation, TDCC)では、今週約60回の金融教育活動を開催する予定で、延べ6000人以上の参加を見込んでいる。

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