2024/12/26

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経済

日本のNHK交響楽団が6月に45年ぶりの台湾公演

2016/03/22
日本のNHK交響楽団が6月3日と4日に45年ぶりの台湾公演を行なう。二日目には神尾真由子さんも出演。写真の左は演奏会が開かれる「国家音楽庁(ナショナル・コンサートホール 台湾北部・台北市)」。(陳勇全氏撮影、交通部観光局サイトより)

日本のNHK交響楽団は今年で創設90周年。東日本大震災が発生した時に台湾の人々が提供した温かい支援に感謝するため、同楽団は今年45年ぶりに台湾公演を行い、モーツァルトの『フィガロの結婚』などを披露して台湾の人々の心に温もりを届ける。

NHK交響楽団が前回台湾にやってきたのは1971年。半世紀近く隔てた今年6月、同楽団が再び台湾で演奏会を開く。NHK交響楽団の木田幸紀理事長は21日の記者会見で、台湾で再び公演できることは光栄で、演奏会を楽しみにしていると述べた。

マネジメントを担当する株式会社アスペンの茂田雅美会長によると、2011年の東日本大震災以降、これまでにNHK交響楽団の一部団員を招いて、「ありがとうコンサート 感謝世界援助」と銘打った音楽会を開き、世界各国への感謝の気持ちを伝えている。

今回は、これまで台湾で数度の演奏経験がある日本のバイオリニスト、神尾真由子さんが招かれてNHK交響楽団と共演する。5年前に東日本大震災が起きた時、茂田さんと神尾さんはちょうど台湾に滞在していたという。今年は震災から5年が経ったことで、NHK交響楽団は自主的に台湾公演を計画、台湾が提供した支援にもう一度感謝の気持ちを伝えることにした。

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