2024/12/27

Taiwan Today

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台湾の2015年海外旅行者数、過去最高を記録

2016/04/07
台湾では海外旅行人気に伴い過去6年連続で出国者数が大幅に増加、2015年は過去最高の延べ1,318万人となった。写真は旧正月休み最終日に帰国ラッシュでごった返す台湾桃園国際空港(台湾北部・桃園市)。(中央社)
近年台湾では、海外旅行ブームが起き、それに伴い、海外旅行に出かける人が大幅に増加している。行政院主計総処(日本の総務省統計局に相当)が6日に発表した国情統計通報(人口、経済規模などの国情に関する統計報告)によると、2015年の台湾の海外旅行者数は、過去最高の延べ1,318万人で、前年から11.3%増加した。 主計総処は、「交通部観光局(日本の観光庁に相当)の統計によると、台湾では海外旅行人気に伴い、2010年から2015年まで6年連続で出国者数が大幅に増加しており、出国者数の大幅増加が続き2015年には延べ1,318万人(前年比11.3%増)の過去最高を記録した」と説明した。 国内旅行については、2015年に公営レクリエーション施設、国家風景区、国家公園など主な観光スポットを訪れた行楽客は延べ2億8,523万人だった。これは過去2番目に多かったものの、2014年の延べ2億8,807人からわずかに減少した。 主計総処は、出国者数の増加の要因について、経済の発展や所得の増加を挙げた。中華民国(台湾)の1人当たり国内総生産(GDP)は2011年から2万米ドルを超えており、市民がますます生活品質の向上につながる、レジャーや娯楽活動を重視するようになっているため、それに伴う関連支出も増加していると分析した。

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