5月20日に発足する新内閣の行政院長(首相)に確定している林全氏は12日、第2弾となる閣僚名簿を発表した。行政院秘書長(内閣官房長官に相当)に陳美伶女史、行政院環境保護署(日本の環境省に相当)の署長(大臣に相当)に李応元氏、法務部長(日本の法務大臣に相当)に邱太三氏、行政院農業委員会主任委員(日本の農林水産大臣に相当)に曹啓鴻氏、労働部長(日本の厚生労働大臣に類似)に郭芳煜氏、公共事業行政を所管する行政院公共工程委員会(日本の省レベルに相当)主任委員に呉宏謀氏、行政院国家発展委員会(日本の省レベルに相当)主任委員に陳添枝氏と、合計7名の入閣が発表された。
行政院秘書長に就任する陳美伶女史は現在、台南市秘書長。環境保護署長に就任する李応元氏は、野党・民進党の比例代表で選出された現職の立法委員(国会議員)。法務部長に就任する邱太三氏は、桃園市(台湾北部)の前副市長。行政院農業委員会主任委員に就任する曹啓鴻氏は、屏東県(台湾南部)の前県長(知事)。労働部長に就任する郭芳煜氏は、労働部の現職の常務次長(事務次官)。行政院公共工程委員会主任委員に就任する呉宏謀氏は、高雄市の現職の副市長。行政院国家発展委員会主任委員に就任する陳添枝氏は、行政院経済建設委員会(国家発展委員会の前身)で主任委員を務めたことがある。