世界的に著名な米国の建築ウェブサイトArchitizerが主催する国際建築賞、第四回「Architizer A+ Awards」の受賞作品が先ごろ発表され、台湾の建築家、姚仁喜さんがデザインした台湾新幹線こと、台湾高速鉄道(台湾高鉄)彰化駅(台湾中部・彰化県)が、「Bus&Train Stations」部門の一般投票で1位となった。彰化駅は、同部門に同じくノミネートされていたオランダのデルフト駅やオーストリアのウィーン中央駅など新世紀を代表する名だたる駅を破って、一般投票の1位を獲得した。
昨年開業した台湾高鉄彰化駅は、国際建築賞「Architizer A+ Awards」の「Bus&Train Stations」部門に参加、100点以上の参加作品の中からファイナリストの5作品に選出された。台湾高鉄彰化駅のほか、オーストリアのウィーン中央駅、オランダのデルフト駅、米国のアナハイム地域交通インターモーダルセンター、オランダ・アーネム中央駅のアップグレード計画など4作品がファイナリストに選出された。
ファイナリストに残った作品の審査員投票と一般投票の結果が、先ごろ発表された。オランダ・アーネム中央駅のアップグレード計画が審査員投票で、台湾高鉄彰化駅が一般投票でそれぞれ1位に選ばれた。5月12日に米ニューヨークで授賞式が行われる予定。