5月20日に発足する新内閣の行政院長(首相)に確定している林全氏は28日、第5弾となる閣僚名簿を発表した。閣僚名簿の発表は、これで最後となる。交通部(日本の国土交通省に類似)の部長(大臣)に賀陳旦氏、内政部(内政を所管する行政機関)の部長に葉俊栄氏、行政院原子能委員会(原子力エネルギーを所管する機関)の主任委員(大臣)に謝暁星氏、行政院海岸巡防署(日本の海上保安庁に相当)の署長に李仲威氏、行政院国軍退除役官兵輔導委員会(退役軍人の行政を所轄する機関)の主任委員に李翔宙氏が確定した。
新内閣が発足する5月20日まで残り1か月を切り、林全内閣の閣僚人事がほぼ出そろった。
林全氏は28日、第5弾となる閣僚人事を発表した。交通部長には台湾北部・台北市都市交通システム(MRT)を運営する台北捷運公司の賀陳旦董事長(会長)が、内政部長には国立台湾大学法学院(法学部)の葉俊栄教授が、行政院国軍退除役官兵輔導委員会主任委員には元陸軍司令の李翔宙氏が、行政院海岸巡防署署長には元海軍副司令の李仲威氏が、行政院原子能委員会主任委員には国立中山大学(台湾南部・高雄市)機械・機電工程学科の謝暁星教授が確定した。
林全氏はこの日、5つの省庁のトップ人事のほか、8つの省庁の政務次長(副大臣)も発表した。内政部の政務次長には私立徳明財経科技大学(台湾北部・台北市)不動産投資及び経営学位コースの花敬群副教授が、交通部の政務次長には非接触型IC乗車カード「一卡通」(i PASS)の発行会社、一卡通票証公司(i PASS Corporation)の王国材董事長(会長)が、労働部(日本の厚生労働省に類似)の政務次長には台湾労工陣線協会の廖蕙芳理事長が確定した。