蔡英文次期総統は4月29日、今後の中華民国(台湾)の外交には三つの重大な任務があると述べた。三つの重大任務とは、①地域の平和と安定に全力を尽くすこと、②国際社会のためにより大きな貢献をすること、③政府か民間かを問わず、外交を全力で推進すること。
蔡次期総統は29日夜、自身のフェイスブックに文章を掲載し、「台湾を世界に歩み出させ、世界を台湾に招き入れる」ことこそが外交の目標だと記した。
蔡次期総統は、今後、台湾の外交には三つの重大な任務があるとして、それは①地域の平和と安定に全力を尽くすこと、②国際社会のためにより大きな貢献をすること、③政府か民間かを問わず、外交を全力で推進することだと説明した。
蔡次期総統はそして、「党派を問わず、能力重視で人材を起用することが新政権の原則だ」とし、外交部(日本の外務省に相当)の職員たちが一致団結し、外交の先鋒となるよう激励、眼前に道が無ければ勇気を持ってそれを切り開いていくことに期待した。