2016年「持続可能なエネルギー、技術、環境プロジェクト国際オリンピック(International Sustainable World Energy Engineering Environment Project Olympiad、略称I-SWEEEP)」が米国で開催され、台湾南部・高雄市の市立高雄女子高級中学(高校)の唐笠馨さんと、台湾北部・台北市の私立泰北高級中学(高校)の周昕諭さんの2人が、それぞれ「青色LED街灯の改良」と「石けん膜の研究」で「栄誉賞(Honor Award)」を獲得した。
国立台湾科学教育館(台湾北部・台北市)によると、「I-SWEEEP」は世界の持続的発展を推進するため、米ヒューストンで2008年から開催されているもの。世界各地の高校生がエネルギー、エンジニアリング、環境科学等の分野でプロジェクトを競い合う。今年は62カ国・地域から365件の出展があり、出展に関わった生徒・教員は合計約1000人に上った。
そのうち高雄女子高級中学の唐笠馨さんのプロジェクトは「高効率街灯青色LEDの再改良の応用」で、泰北高級中学の周昕諭さんは「正多面体石けん膜の最小表面エネルギー」。中華民国(台湾)代表として「I-SWEEEP」に出展し、それぞれ「環境管理と汚染分野(Environment-Management & Pollution Category)」で栄誉賞を獲得した。