交通部(日本の国土交通省に類似)公路総局は、2日から試験的に、75歳以上のドライバーに対し、運転免許更新に向けての講習予備検査(認知機能検査)を開始した。第1週目には、84人が検査を受け、約7割の57人が合格した。
公路総局は、75歳以上の高齢ドライバーに対し、3項目の認知機能検査を行うことにした。日本の方式を参考にしたもので、30分以内に問題をクリアしなければならない。主に、高齢者の3項目にわたる認知能力を把握するもので、現在は試験的に行われており、強制ではない。
公路総局によると、検査項目は、専門的な医療機関が作成したもので、高齢ドライバーの認知機能をはかり、安全運転を確保できるかどうかを確認するものだ。
公路総局では、2ヵ月以内に少なくとも1,200人の検査を行い、さらに深い分析を進めた上で、75歳以上の高齢者が運転に適しているかどうかを判断する計画だ。