外交部(日本の外務省に相当)は16日、アジア太平洋地域の6つの国交樹立国及び韓国、オーストリア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、インドなどの国々が、中華民国政府の招待を受けて17日以降、それぞれ祝賀使節団を中華民国(台湾)に派遣し、正副総統就任式典に出席することについて歓迎の意を表した。
外交部によると、祝賀使節団と共に中華民国(台湾)を訪問するは太平洋に浮かぶ島国、マーシャル諸島のヒルダ・ハイネ(H.E. Hilda C. Heine, Ed. D)大統領夫妻、ナウル共和国のバロン・ワカ(H.E. Baron Waqa)大統領夫妻、ツバルのエネレ・ソポアガ(H.E. Enele Sosene Sopoaga)首相夫妻、パラオ共和国のトミー・レメンゲサウ(H.E. Tommy E. Remengesau, Jr.)大統領夫妻、ソロモン諸島のフランク・カブイ(H.E. Sir Frank Ofagioro Kabui)総督夫妻、キリバス共和国のタネティ・マアマウ(H.E. Taneti Maamau)大統領夫妻など、国交樹立国の元首レベルと、これらの国々の政府高官や国会議員など。
外交部は、「アジア太平洋諸国による使節団の派遣は、中華民国(台湾)とアジア太平洋諸国の緊密な友好関係を象徴するもの」と指摘した上で、中華民国政府としては今後も、既存の良好な協力関係の下、アジア太平洋諸国との友好関係をさらに深化させ、向上させたいとしている。