台湾の航空大手、エバー航空が保有する、日本のキャラクター「ハローキティ」のペイントを施した塗装機「ハローキティジェット」が、「台湾の光（台湾の誇り）」となった。米旅行専門誌「Global Traveler」の2016年度「Outstanding Customized Service（傑出したカスタマイズサービス賞）」を受賞した。
「Global Traveler」誌はこのほど、2016年度「レジャー・ライフスタイル賞（Leisure Lifestyle Award）」の結果を発表した。そのうちエバー航空の「ハローキティジェット」は、機体のペインティング、機内の環境、機内のアメニティグッズや機内食等の工夫が評価され、「Outstanding Customized Service」を受賞した。
エバー航空の塗装機「ハローキティジェット」は2005年に登場。現在、さまざまなテーマで描かれた７機を保有し、台湾と日本の東京、大阪、福岡、韓国のソウル、中国大陸の上海、シンガポール、インドネシアのバリ島、米ヒューストン、グアム、仏パリなどを結ぶ路線に就航している。機内のグッズもハローキティをテーマにしたものとなっているほか、季節に応じてグッズを変更している。
エバー航空の塗装機「ハローキティジェット」が、海外の賞を獲得するのはこれが初めてではない。今年4月には英タブロイド紙「デイリー・メール」によって世界8大塗装機の一つに選ばれている。