2024/12/27

Taiwan Today

外交

台湾、今年もWHO年次総会に積極参加

2016/05/25
第69回世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)が現地時間23日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部にて開幕した。台湾の代表団を率いて参加している衛生福利部の林奏延部長(前列左)は24日、米国のシルビア・マシューズ・バーウェル保健福祉長官(前列右)と二国間会談を実施。米国の台湾への支持に対して感謝の意を伝えた。(中央社)

第69回世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)が現地時間5月23日午前9時30分、スイス・ジュネーブの国連欧州本部「パレ・デ・ナシオン」会議場にて開幕した。会員194か国・地域と、オブザーバー8か国・地域から、衛生当局担当者と専門家ら数千名が参加した。

台湾からは衛生福利部(日本の厚生労働省に類似)の林奏延部長(大臣)が代表団を率いて参加した。台湾の代表団は「専門性、実務的、貢献ある参加」を原則とし、様々な衛生関連の議題について発言し、台湾の経験と成果をもって国際貢献ができるよう、積極的に準備を進めている。また、「非感染性疾患」、「健康促進」、「感染症の予防と治療」、「医療衛生システム」、「感染症の動向監視と対応」など5大テーマについて、合計30項目の発言を予定している。

台湾の代表団はまた、WHA関連のイベントや二国間会談等の機会を十分に利用し、各国または国際組織と多面的で専門性のある交流や協力を積極的に進めたい考え。現地時間5月22日から23日午後4時30分までの間に、台湾の代表団はすでにパラオ、ソロモン諸島、ニカラグア共和国を含む、23の国及び国際組織との二者会談を行っている。会談では、台湾の医療衛生分野の取り組みなどについて意見交換を行っており、成果は良好。また、これらの国・地域に対し、今後もWHO及び関連の重要な枠組みや会議へ台湾が参加できるよう支持を求めている。

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