アジア最大規模のICTトレードショー「2016年台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX TAIPEI)」が31日に開幕する。今年は4つのテーマに沿ってエリアを分けており、26カ国・地域から1,600社を超える企業が出展することになっている。出展国・地域数は過去最多。スイスの重電大手ABBも初出展する。
「2016年台北国際コンピュータ見本市」の開催期間は5月31日から6月4日まで。台湾北部・台北市にある南港展示ホール、台北世界貿易センター第1展示ホール、第3展示ホール、台北国際会議中心(TICC)が会場となる。
主催機関の一つ、中華民国対外貿易発展協会(日本での名称は台湾貿易センター、略称TAITRA)によると、今年の同見本市は「グローバルなテクノロジー・エコシステムの構築」という新たな位置づけにより、4つのテーマに沿ったエリアを構成している。内訳は、モノのインターネット(IoT)の技術を応用した「SmarTEX」エリア、国内外のスタートアップ企業を集めた「InnoVEX」エリア、最近台湾でも活躍が目立つゲーム業者を集めた「Gaming」エリア、台湾のICT業者が開発したモバイルデバイスやPOSシステムなどを集めた「ビジネスソリューション」エリア。