2024/12/27

Taiwan Today

外交

蔡総統、グアテマラ国会議長一行の表敬訪問受ける

2016/06/07
蔡英文総統(右)は6日午前、グアテマラ共和国のMario Taracena国会議長(中央)が率いる超党派議員訪問団による表敬訪問を受けた。蔡総統は、Mario Taracena議長は台湾にとって最良の友人であり、国会議員に初当選してから現在に至るまでの30年間余り、数々の要職を歴任しながら、台湾とグアテマラの関係促進のために尽力してきたと述べた。(総統府提供)

蔡英文総統は6日午前、グアテマラ共和国のMario Taracena国会議長が率いる超党派議員訪問団による表敬訪問を受けた。グアテマラ共和国は、中央アメリカに位置する中華民国(台湾)の国交樹立国。蔡総統は、今後もグアテマラ共和国との実質的な協力関係をいっそう強化し、両国の国交関係を永続的かつ強固なものにしていきたいと伝えた。

蔡総統は歓迎のあいさつの中で、5月20日に行われた正副総統就任式典で、グアテマラ共和国のジミー・モラレス大統領が特別に、Hilda Patricia Marroquin de Morales大統領夫人を代表とする訪問団を台湾に派遣し、祝賀してくれたと説明。それに続いて今回、国会議長が台湾を訪問したことは、台湾とグアテマラ共和国の緊密な関係を意味するものだと述べた。蔡総統はまた、Mario Taracena議長は台湾にとって最良の友人であり、国会議員に初当選してから現在に至るまでの30年間余り、数々の要職を歴任しながら、台湾とグアテマラの関係促進のために尽力し、今年1月には国会議員の支持を得て、同国の国会議長に就任したと評価した。

両国の国交関係について蔡総統は、「両国の国交樹立から今年で80年余り経過するが、両国の相互往来は頻繁で、各方面での協力関係も密接だ」と指摘。グアテマラ共和国のジミー・モラレス大統領が主張する政策はわかりやすく、「インフラ建設」「医療・公衆衛生」「教育」の三大主軸を強調していると説明した。また、国際社会の一員として、台湾はグアテマラ共和国と共に努力し、両国の実質的な協力関係を強化したいとした上で、「我々にできることがあれば、どんなことでも尽力したい」と伝えた。また、今後も両国が共同で、より多くの二国間の協力計画を企画し、両国の国交関係を深化させていけるよう期待すると述べた。

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