国が運営する人材誘致のポータルサイト「Contact Taiwan」の公開で、海外からの人材誘致を促進し、人材獲得数を倍増させる目標だ。(国家発展委員会サイトより)
経済部(日本の経済産業省に相当)は28日から、企業の人材誘致を支援するため、国が運営する人材誘致のポータルサイト「Contact Taiwan」を公開した。経済部の連玉蘋投資業務処長は、「海外のポータルサイトと台湾の産業人材誘致連盟との連結を通して、人材獲得数を現在の300人から倍近い500人まで増やしたい」との意気込みを語った。
経済部投資業務処は28日、「公式人材誘致オンラインプラットフォーム、Contact Taiwan公開記者会見」を行った。また、台湾の六大産業団体(全国工業総会、全国商業総会、工商協進会、全国中小企業総会、工業協進会、台湾区電機電子工業同業公会)および台湾風能(風力エネルギー)協会との「産業人材誘致連盟」締結式典を行った。
海外からの人材誘致を促すために、経済部は「Contact Taiwan」を設置した。連投資業務処長によると、同サイトでは求職と人材募集のマッチングサービス提供のほか、台湾での居住、交通、医療などに関する情報も公開している。
連投資業務処長は、「既に29の主要な中華民国政府在外公館と連結し、海外の22の主要な科学技術系の大学および団体と協力覚書を交わした。今後は台湾の人材誘致における重要なパートナーとなるだろう」との見通しを示した。