国家発展委員会(日本の省レベルに相当)の発表によると、5月の景気対策信号は前月に引き続き、2か月連続の「黄青(景気後退)」となった。ただし、景気の先行きと現状を判断する指標はいずれも上昇しており、国内経済が回復傾向にある。(中央社)
国家発展委員会(日本の省レベルに相当)が27日に発表したところによると、5月の景気対策信号は前月に引き続き、2か月連続の「黄青(景気後退)」となった。ただし、景気の先行きと現状を判断する指標はいずれも上昇しており、国内経済が回復傾向にあることが示された。
国家発展委員会は27日、2016年5月の「景気対策信号」を発表した。景気概況の総合判断指数は、前月比3ポイント上昇の20だった。景気対策信号は景気低迷を示す「黄青」を維持したが、総合判断指数は2015年4月以来の最高となった。
総合判断指数を構成する9項目のうち、「機械・電機設備の輸入」が「景気安定」を示す「緑」から、「景気活況」を示す「黄赤」に、「工業生産指数」及び「製造業販売量指数」が「景気低迷」を示す「青」から「景気後退」を示す「黄青」に変化した。指数の上昇はそれぞれ1ポイントだった。残る6項目の景気対策信号に変化はなかった。