中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、トルコ最大の空港、イスタンブールのアタチュルク国際空港(Ataturk Airport)で6月28日(現地時間)に自爆テロが発生し、一般市民36人が死亡、100人余りが重軽傷を負った重大な惨劇について、驚きと衝撃を覚えると共に、この人間性を欠いたテロ行為を強く批判すると伝えた。また、中華民国政府及び国民は、この事件の被害者及びその家族に対して深い哀悼の意を表し、負傷者の一日も早い回復を祈ると述べた。
台北駐トルコ経済文化代表処(トルコにおける中華民国大使館に相当)が現在把握している状況によると、中華民国(台湾)国民の被害は確認されていない。同処では電話やSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通して、トルコ在住の国民や旅行に訪れている国民に対し、安全への注意を呼び掛けている。