台湾は今年、フランスのアヴィニョンで開かれる演劇フェスティバルに十年連続で参加している。過去十年、台湾はこのイベントを通じて世界の演劇界との交流を一歩一歩積み重ねてきた。今年、台湾からは「飛人集社劇団(The Flying Group Theatre )」、「頑劇場」、「動見体(M.O.V.E THEATRE)」と「丞舞製作団体(B.DANCE)」の4団体が、「アヴィニョン演劇フェスティバル」のうち「アヴィニョン・オフ(Avignon Off)」で公演する。
台湾の演劇団体は2007年から毎年同演劇フェスティバルに参加しており、今年で十年目。これまでに34団体がこの「演劇の町」で47の作品を披露してきた。
駐フランス台湾文化センターの蔡筱穎主任は、アヴィニョン演劇フェスティバルというプラットフォームを通じて台湾の演劇団体は巡回公演の機会をより多く得てきた他、同フェスティバルによって台湾の芸術公演関係者が世界の劇場関係者と交流し、人脈を築くことで、台湾の演劇団体にさらに多くの公演機会をもたらすことが出来ると話した。