第50回「国際少年運動会(International Children’s Games)」の開会式が12日夜に行なわれ、「八家将」や「飛鷹風火輪」などのパフォーマンスが2,000人の小さな選手たちを熱狂させた。「八家将」は道教の神様の巡礼に同行する神々で、これに扮した子どもたちの踊り。「飛鷹風火輪」では鷹に扮した子どもたちが立ち乗り電動二輪車を利用したパフォーマンスを披露した。
「国際少年運動会」の開会式は台湾北部・新北市の新荘体育館で行なわれ、世界30カ国、83都市からやってきた2,000人の選手たちと各チームのスタッフたちが一堂に会した。
主催者であるICGのTorsten Rasch会長が立ち会う中、前回大会の開催地、オーストリアのインスブルックから新北市の朱立倫市長率いるカラーガードに大会旗が手渡されて引継ぎが完了した。
朱立倫市長はあいさつの中で、ICGの新北市に対するサポートに感謝すると共に、400万人の新北市民を代表して各国からの選手を歓迎。そして、13日から15日まで行われる大会では全ての選手がベストを尽くして好成績を上げるよう、また、世界各地からやってきた子どもたちと競技することを思う存分楽しむようにと願った。