米国共和党の全国代表大会が18日から21日(現地時間)まで、オハイオ州クリーブランド市で開催されている。初日となった18日に採択された党の政策綱領では、中華民国(台湾)に対する揺るぎない支持が再度強調された。中華民国外交部(日本の外務省に相当)はこれについて感謝の意を表明している。
今回の共和党の政策綱領では特に、単独で中華民国についての言及があった。内容は、「民主、人権、自由市場経済、法治を共有する台湾住民に対して敬意を払う」こと、台湾と米国の関係が「台湾関係法」に基づいて継続されること、この法律に基づいて米国は台湾に対して防御性武器を供与することなど。また、1982年に当時のレーガン大統領が示した台湾に対する「六つの保証」(防御性武器の供与には期限を設けないことなど)が、初めて共和党の政策綱領に盛り込まれた。