行政院(内閣)の「資通安全処(資安処=情報通信安全処)」がまもなく創設される。行政院の呉政忠政務委員(無任所大臣に相当)は27日、同処発足後の最優先課題は「情報通信安全管理法」の制定であるとの考えを示した。
呉政務委員は、「資通安全処」設置後の最も大きな任務は「情報通信安全管理法」を速やかに推進し、今後、情報通信の安全を守るための法的根拠を確立することだと強調した。現在は規範による管理ができない民間の情報セキュリティについても同法律の成立により管理の権限が授与され、管理の対象になる見通しだという。