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「台湾十大地景投票活動」、多くの投票集める

2013/09/06
台東県卑南郷の「利吉悪地」。地球の力が地形としてダイナミックに現れた場所である。(中華民国交通部観光局提供、詹題禎氏撮影)
行政院農業委員会林務局と国立台湾大学地理学科が共同で行っている、「台湾十大地景(地形)投票活動」は8月15日にスタート。活動は9月15日までで多くの投票が寄せられている。選ばれる十大地形は台湾で最も代表的な地形となり、一生に一度は訪ねてみたい目標となるであろう。

台湾では地質の発展の背景が特殊であることから豊かな地形が生まれ、多様な生物と生態資源が育まれた。数多くの特殊な地形は文化資産保存法によって保存される貴重な自然資産である。

例えば、国家レベルの価値を持つとされる、台湾南東部・台東県卑南郷の「利吉悪地」。月世界のような外観はユーラシアプレートとフィリピン海プレートがぶつかって地表に露出しているから。複雑に入り組んだ地層はプレートが接する地域の産物で、「利吉混同層」とも呼べる。

また、台湾北部・桃園県大園郷の「草漯沙丘」では、台湾北部に吹く北東からの季節風による作用の下、珍しい砂丘群が生まれている。海岸の砂丘が連綿と続く姿は壮観で、台湾における有名な砂丘地帯である。

さらに、離島の馬祖東引島にある「一線天及び烈女義坑」の海水に浸食された地形など。これらはいずれも高い教育的意義と、景観としての美しさを備えた地形である。

「台湾十大地景投票活動」については行政院農業委員会林務局の自然保育網をご覧ください。
http://conservation.forest.gov.tw/ct.asp?xItem=64572&ctNode=140&mp=10 (中国語)

 

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