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飛行機内でのスマホやタブレット使用が解禁に

2015/09/01
スマートフォンやタブレット端末は機内モードに設定すれば、旅客機で常に使用可能に。(中央社)

交通部(日本の国交省に類似)民用航空局は今年6月末の法改正で、航空機内での「3C(コンピュータ、コミュニケーション、コンシューマーエレクトロニクス)」製品使用に関する制限を一部緩和した。これを受けて、チャイナエアラインなど台湾の航空会社はいずれも1日より、機内モードに設定したスマートフォン、タブレット端末の使用を相次いで可能にする見通しに。写真撮影、音楽や動画の鑑賞などはいずれも制限を受けず、通話は飛行機が着陸し、滑走路から外れた段階で可能になる。また、チャイナエアラインとエバー航空は、ブルートゥースの通信機能を使用することも認める。但し、体積が大きい、もしくは1キログラムを超える電子機器は、飛行機が高度1万メートルに達していない場合は使用できない。

民用航空局は、航空機の製造技術が進歩するに伴い、米国やEU(欧州連合)は機内での個人用電子機器に関する規定を大幅に緩和しており、こうした動きに応じて法改正を行なったと説明している。

民用航空局飛行標準部の林俊良部長は利用者に対し、同型機でも各航空会社によって規定が異なる可能性があるとしては特に注意するよう呼びかけ、各航空会社の規定に違反することは法律違反に相当し、法律によって処罰の対象になると警告した。

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