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中華民国、ガンビアによる一方的な断交に「驚きと遺憾」

2013/11/15
中華民国外交部(外交部サイトより)

外交部(日本の外務省に相当)は15日、ガンビア共和国による国交断絶について声明を発表した。声明によると、ガンビアのジャメ大統領は14日に中華民国駐ガンビア大使館に対して書簡で、14日付での中華民国(台湾)との外交関係終止を伝えてきた。中華民国はこれに対し、驚き、遺憾であるとする立場を表明。また、ジャメ大統領の決定に対し、中華民国は適切なルートを通じ、中華民国の厳正な態度を伝えたとしている。

ジャメ大統領は中華民国政府に対する書簡の中で、両国は多くの分野で密接かつ互恵の協力関係にあり、大きな成果を上げ、互いに多くの利益があったと指摘。そして、中華民国の友情と協力に感謝し、国交樹立以来18年間、ガンビアに豊かな成果をもたらしたことにも謝意を表したという。

外交部の声明では、中華民国政府は、ガンビアとの国交回復以来、中華民国はガンビアの国民生活に役立つ各種計画を提供し、同国の官民から幅広い評価を受けたと重ねて説明。また、ガンビアが国際的な場において長期にわたって、中華民国を支持する発言を行ってきたことにも言及した。外交部はそして、両国の政府高官の往来は頻繁で、今年の国慶節(10月10日)にもガンビアはンジャイ・セイディ副大統領を団長とする祝賀訪問団を派遣するなど、両国の関係は常に友好的だったと指摘した。

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