2024/05/03

Taiwan Today

政治

林行政院長、「スポーツ振興政策は4つの主軸」

2016/08/30
行政院(内閣)の林全院長(首相)は29日、リオ五輪に参加した台湾代表団の帰国歓迎昼食会に参加した。林院長は、「組織化、開放化、運営の専業化、財務の透明化と業績評価の4つを主軸としたスポーツ振興政策を進め、台湾の人々に台湾スポーツ界の新たな一面を見せたい」と意気込みを見せた。(中央社)

行政院(内閣)の林全院長(首相)は29日、ブラジル・リオデジャネイロで開催された夏季五輪で、中華民国(台湾)は金メダル1枚、銅メダル2枚と、これまでよりも良い成績を収めたと称賛した上で、新政権は今後、組織化、開放化、運営の専業化など4つを主軸としたスポーツ振興政策を進め、台湾の人々に台湾スポーツ界の新たな一面を見せたいと説明した。

林院長は29日正午、「2016年第31回リオデジャネイロ夏季五輪」に参加した台湾代表団の帰国歓迎昼食会に参加し、故郷に錦を飾った選手たちの凱旋を歓迎した。

林院長は、国はもっと多くのスポーツ選手を育成すべきだと指摘。「潜在能力を持った選手が競技のときだけ関心を寄せられるのではなく、後継者を育成する制度も必要だ。さらに重要なことは支援体制だ。例えば海外から優秀なサポートチームを招へいし、台湾のスポーツ選手の競技レベルを引き上げる必要がある」と述べた。

林院長はさらに、「スポーツ選手への保障も必要だ。彼らの生涯設計にも関心を寄せなくてはならない。スポーツの分野に留まるだけでなく、自らビジネスを立ち上げたい場合や、ほかに得意分野がある場合、協会や政府はその選手がより多くの保障を得られるよう協力すべきだ。新政権は今後、組織化、開放化、運営の専業化、財務の透明化と業績評価の4つを主軸としたスポーツ振興政策を進め、台湾の人々に台湾スポーツ界の新たな一面を見せたい」と話した。

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