2024/05/07

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立法院、蔡総統が推挙した5名の大法官任命に同意

2016/10/26
立法院院会(国会本会議)で25日、司法院(中華民国の最高司法機関)を構成する大法官のうち、蔡英文総統が推挙した許志雄氏、張瓊文氏、黄瑞明氏、詹森林氏、黄昭元氏の5名の任命同意に関する投票が行われた。投票の結果、いずれも過半数の同意を得て大法官に任命されることとなった。(中央社)

25日に開催された立法院院会(国会本会議)で、司法院(中華民国の最高司法機関)を構成する大法官のうち、5名の任命同意に関する投票が行われた。蔡英文総統が推挙した許志雄氏、張瓊文氏、黄瑞明氏、詹森林氏、黄昭元氏の5名は、いずれも立法院で過半数の同意を得て大法官に任命されることとなった。

院会は25日午後、大法官の任命同意に関する投票を行った。午後2時30分に国会職員が投票記載所や投票箱を用意すると、与野党の立法委員(国会議員)が列を成して投票。その過程は順調で、議員同士の衝突や抗議などは発生しなかった。

『中華民国憲法』追加修正条文の規定によると、司法院を構成する大法官は、総統が推挙し、立法院の同意によって任命されることになっている。

また、『立法院職権行使法』の規定によると、同意権の行使に当たっては、議論はせずに、立法院の各委員会の委員からなる「全院委員会」へ送って審査を受け、審査後、本会議において無記名投票を行う。立法委員全体の過半数の賛成で、「同意」とみなされる。

立法院は現在113議席を持つ。大法官の被推挙者が立法院の同意を得るためには、少なくとも57票の賛成票を得る必要がある。

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