総統就任からまもなく半年となる蔡英文総統は12日に国内メディアの単独インタビューに応じ、13日にはその内容へのリンクを自身のフェイスブックに掲載した。蔡総統はまた、フェイスブックの中で米国大統領選挙後の台米関係について言及、台米関係は長期にわたり、自由、民主、人権という双方にとっての共通の価値、並びに地域の平和と安定及び経済の繁栄促進など共通の利益による固い基礎の上に築かれているとの見方を示した。
そして蔡総統は、「我々はトランプ氏の新政権と協力し、台米関係をさらに発展させる自信があり、またそれを楽しみにしている」と述べた。
過去6ヶ月の政権運営に対する自己評価について聞かれた蔡総統は、「家を建てるための基礎工事の段階」と形容し、「煙が充満して土ぼこりが舞っているが、一歩一歩基礎を固めて構造をきちんと作れば丈夫で快適な家が見えてくる」と述べた。