2024/05/05

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政治

総統府が宋楚瑜氏、呉澧培氏らを「資政」として招聘

2016/11/15
蔡英文総統の最高顧問となる「資政」が発表された。写真は左上から時計回りに、招聘された宋楚瑜氏、呉澧培氏、李遠哲氏、辜寛敏氏、張忠謀氏、劉金標氏。(中央社)

総統府は14日、野党・親民党の宋楚瑜主席(党首)、元総統府資政の呉澧培氏、台湾における最高学術研究機関・中央研究院の元院長である李遠哲氏、台湾積体電路製造株式会社(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長(会長)、台湾独立派の「長老」である辜寛敏氏、そして捷安特株式会社(GIANT)の劉金標董事長ら、各界の代表的な人物20名を総統府資政として招聘すると発表した。資政とは中華民国総統の最高顧問のこと。

総統府の黄重諺報道官は、総統府組織法は資政30名の招聘を認めており、今年は20名だと説明した。

20名の内訳は、詩人の呉晟氏、元行政院副院長(副首相)の呉栄義氏、元総統府資政の呉澧培氏、親民党の宋楚瑜主席、元衛生署長(現在の衛生福利部長のポストで大臣)の李明亮氏、元中央研究院院長の李遠哲氏、元行政院副院長の林信義氏、元考試院長(考試院は公務員人事に関する最高行政機関)の姚嘉文氏、台湾独立派の「長老」である史明氏、離島・蘭嶼の長老のSiyapen Nganaen 氏、牧師の高俊明氏、TSMCの張忠謀董事長、元行政院長(首相)の張俊雄氏。

さらに、行政院経済建設委員会(現在の国家発展委員会)の元主任委員(大臣)である陳博志氏、与党・民進党でかつて仲裁委員会主任委員を務めた陳継盛氏、元総統府資政の彭明敏氏、台湾独立派の「長老」である辜寛敏氏、元行政院副院長の葉菊蘭氏、GIANTの劉金標董事長、そして蕭新煌教授。

総統府の黄報道官によれば、これら20名の資政の招聘期間は2016年11月から2018年5月19日まで。招聘に際しては各人の社会における信望や各分野での代表性を考慮し、台湾社会における各界での重要な人物、代表的な人物、そして卓越した貢献を果たした人物を選び出したと説明している。

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