世界各国で、未だ新型コロナウイルスに対する感染拡大の収束が見えない中、台湾では14日、36日ぶりに新たな新型コロナウイルス感染確認がゼロとなった。これを祝って、台湾北部・台北市の圓山大飯店(グランドホテル台北)では、夜間のライトアップを「ZERO」の文字で彩った。
圓山大飯店のスタッフは、ライトアップについて、フェイスブック上で、「台北の人々に共通の思い出をもたらし、台北市のランドマークともなっている同ホテルで、新規の感染確認者がゼロとなった14日に、夜に建物をライトアップしようと思いついた。建物の正面に大きな『ZERO』の文字をライトアップすることで、『私たちはやり遂げた』というメッセージを台湾を含む世界中に届けたい」と説明した。
圓山大飯店はさらに、新型コロナウイルスの新規感染確認がゼロとなったのは、防疫の最前線で活躍した英雄による功績だけでなく、台湾のすべての人々が共に努力した成果でもあり、今後も、引き続き乗り越えることができるよう願っていると強調した。