2024/05/08

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衛生福利部食薬署、国産ワクチン第1弾の検品終える

2021/08/03
衛生福利部食品薬物管理署(=台湾FDA。以下、食薬署とする)は7月30日までに、台湾の高端公司が開発した新型コロナウイルスワクチン「MVC COVID-19 Vaccine」の第1弾について、4ロット計26万5,528回分の審査と検品を終え、封緘証明書を発行した。(食薬署提供、中央社)
衛生福利部食品薬物管理署(=台湾FDA。以下、食薬署とする)は7月30日までに、台湾の高端疫苗生物製剤股份有限公司(MEDIGEN VACCINE BIOLOGICS CORP)が開発した新型コロナウイルスワクチン「MVC COVID-19 Vaccine」の第1弾について、4ロット計26万5,528回分の審査と検品を終え、封緘証明書を発行した。これを受けて、ワクチンが保存されている倉庫では、ワクチンの封緘作業が行われた。
 
食薬署はこのほど、高端公司から同社が生産する国産ワクチン「MVC COVID-19 Vaccine」の検品・封緘申請を受けた。食薬署は、同社のワクチンが保存されている低温倉庫に職員を派遣し、ロットナンバーの照合、数量確認、コールドチェーン(低温物流)の検査を行ったほか、各ロットから600回分をサンプルとして抽出し、異物の有無を確認する外観検査を行った。その後、抽出したサンプルを食薬署の食品薬物国家実験室に持ち帰り、ワクチンの外観検査、鑑別、pH値測定、抗体価や異常毒性否定試験などを実施した。
 
その結果、高端公司が生産した最初の4ロット計26万5,528回分のワクチンは、食薬署の書類審査と検品にすべて合格。7月30日夕方までに封緘証明書が発行され、その後、直ちに倉庫で封緘作業が行われた。封緘されたワクチンは衛生福利部疾病管制署(=台湾CDC)に引き渡された。その後のワクチン接種行政については疾病管制署が担当することになっている。
 

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