2024/05/04

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国産・高端製ワクチン、16日から予約開始

2021/08/12
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は11日、台湾の製薬会社である高端疫苗生物製剤股份有限公司(MEDIGEN VACCINE BIOLOGICS CORP)が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、今月16日から18日まで接種予約を受け付け、23日から29日に接種を行うと発表した。台湾初の国産ワクチンの接種がいよいよスタートする。写真はサンプル。(中央社)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は11日、台湾の製薬会社である高端疫苗生物製剤股份有限公司(MEDIGEN VACCINE BIOLOGICS CORP)が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、今月16日から18日まで接種予約を受け付け、23日から29日に接種を行うと発表した。高端製ワクチンは台湾初の国産新型コロナウイルスワクチンで、衛生福利部食品薬物管理署(=台湾FDA)が7月18日に緊急使用を許可した。
 
中央感染症指揮センターは7月27日より、政府が運営するワクチン接種予約サイトの接種意向登録の選択肢に、従来のアストラゼネカ製、モデルナ製に加え、高端製を追加している。台湾ではワクチンの種類別に対象者へのワクチン接種を行っており、中央感染症指揮センターによると「第6輪(=第6回目)」となる次回は高端製ワクチン希望者が対象となる。
 
意向登録は13日正午で締め切る。その後、実際に供給量に応じて接種対象年齢を決め、対象者にショートメールを送る。ショートメールを受け取った対象者は16日から18日までに、予約サイトでワクチン接種予約を行う。接種が行われるのは23日から29日までとなる。台湾で一般市民向けに国産ワクチンの接種が行われるのは初めてのこと。
 
中央感染症指揮センターによると、11日午後5時の時点で高端製ワクチンの接種意向登録者は107万5,740人に上っている。中央感染症指揮センターの陳時中指揮官によると、今回供給可能な高端製ワクチンは少なくとも60万回分となる見込み。検品・封緘作業が順調に進めば、80万回分の供給も可能となる。衛生福利部食品薬物管理署は現在までに計5ロット、約35万回分の検品・封緘作業を終えているという。
 

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