2024/04/29

Taiwan Today

政治

国際的な格付けで台湾の好成績相次ぐ、蘇行政院長が政府職員らに感謝

2022/02/18
蘇貞昌行政院長が17日の行政院会で、最近、国際的な国別評価の多くで台湾が好成績を挙げていることに触れ、「政府の職員たちを誇らしく感じる」と述べて感謝した。写真は「経済の自由度評価」を示した図。台湾は人口2,000万人以上の国として唯一「自由」評価を獲得した。(蘇貞昌行政院長のフェイスブックより)
蘇貞昌行政院長(首相)が17日の行政院会(閣議)で、最近、国際的な国別評価の多くで台湾が好成績を挙げていることに触れ、「政府の職員たちを誇らしく感じる」と述べて職員たちに感謝した。
 
蘇行政院長は、ここ1カ月間、国際的な国別評価における台湾の好成績が相次いでいると述べ、1月25日にドイツのトランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が発表した「2021年腐敗認識指数(CPI)」で台湾が180カ国中25位だったことを例に挙げた。25位は台湾にとってTIが1995年に同ランキングを発表するようになってから26年で最高の成績。蘇行政院長はまた、2月10日にイギリスのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した「2021年民主主義指数」レポートで、台湾は167カ国のうち「完全な民主主義(Full democracy)」とされる21カ国の一つに評価されたことを指摘。台湾は2年連続で「完全な民主主義」入りを果たしたのみならず、全体のランキングでも前年の世界11位から8位へと上昇し、米国、フランス、ドイツ、イギリス、カナダなどの大国をも凌駕。アジアでも昨年に続いてトップだった。
 
蘇行政院長はさらに、2月14日に米シンクタンク「ヘリテージ財団」が発表した「2022年度版世界の経済自由度指数」にも言及。このレポートで台湾は177カ国中わずか7カ国しかない「自由(free)」の評価を受け、初めて「経済的に自由な国」の仲間入りを果たした。人口2,000万人以上の国で「自由」と評価されたのは台湾のみ。世界ランキングで台湾は6位だった。なお、同レポートでは、台湾は過去5年間経済成長を維持する極めてまれな経済体であると絶賛している。
 
蘇行政院長は、蔡英文総統が総統に就任して以来、政府職員と国民が共に努力する中、台湾は民主と自由の体制を守りながら民主の発展を深め、開かれて公平な経済貿易環境の構築に力を尽くすと共にクリーンな政治を厳格に要求してきたと強調。台湾は新型コロナウイルスの影響や中国からの不断の脅威と圧迫に向き合いながらも依然としてその強靭性を発揮して経済の活発な発展を実現し、次々と好成績を挙げてきただけでなく、国際的に重要な格付けでもますます評価を高め、過去最高の成績を挙げるなど世界から大いに評価されるようになっていると話した。
 
 

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