2024/05/01

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政治

中華電信、長距離電話の通話料を大幅値下げ

2011/12/01
台湾では長距離電話の通話料が大幅に低下。通話料は世界で最も安くなるという。(中央社ニュースサイトより)

国家通信伝播委員会(NCC)は11月30日、中華電信(Chunhwa Telecom)が国内の長距離電話の通話料を値下げし、市内電話の通話料と「単一化」する方案を承認した。これにより、来年1月1日より、台湾における中華電信の長距離電話通話料は3分間1.6台湾元(約4.12日本円)、割引時間帯は3分間1台湾元(約2.57日本円)となる。

中華電信の通話料には市内電話と長距離電話がある。しかし、エリアの違いを根拠にして分けられているため、距離的には近いにもかかわらず、長距離電話と計算される場合があった。長距離電話はこれまで、1秒0.0317台湾元(約0.0817日本円)、割引時間帯でも1秒0.0225台湾元(約0.0580日本円)だったが、新たな通話料では、3分間1.6台湾元、割引時間帯では3分間1台湾元となる。通常時間帯における市内電話の通話料は3分間1.6台湾元で、長距離電話の通話料もこれと統一される。なお、割引時間帯での市内電話は10分間1台湾元とさらに安い。市内電話の通話料は台湾で最も一般的なAプランのもの。

NCCでは、長距離電話の通話料値下げ率は71.9%に達し、1280万世帯が恩恵を受けると説明、台湾は通話料が世界で最も安くなると話している。

通常時間帯とは月曜日から金曜日の8時から23時、および土曜日の8時から12時。割引時間帯とは月曜日から金曜日の23時から翌日8時。土曜日の12時から月曜日の8時。ならびに国の定める休日。

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