2024/05/04

Taiwan Today

政治

イスラエルと航空協定を締結

2012/01/03
航空運輸協定を交わした張良任・駐イスラエル代表(右)と、イスラエルのシモナ・ハルペリン・駐華代表(左)。(中央社)

中華民国(台湾)は2日、駐イスラエル代表処において「台・イスラエル航空運輸協定」を締結した。同協定は、駐イスラエルの張良任代表と、台北のイスラエル駐華弁事処のシモナ・ハルペリン(Simona Halperin)代表がそれぞれ両国を代表し署名した。

同協定により、両国の航空会社の航空機は相互の領空を飛行する権利を有する。また附則の規定により、国際線の旅客の乗降および貨物・郵便物の積み卸しのために停留し、航空会社を設立・運営する権利を相互に有する。同協定は関税や公平な競争、容量・便数・料金、ビジネスチャンスについても規定を設けている。

統計によると、2010年に相互を訪問した旅客数は両国合わせ延べ7,000人。ビジネス客のほか、台湾人観光客にとってイスラエルが海外観光の人気スポットとなっている。2009年には両国で租税協定が発効、また昨年6月に査証相互免除協議が発効して以来、両国の人々の相互交流の利便性が大きく向上した。昨年1~8月の二国間の貿易総額は前年同期比で17%以上成長し、281億台湾元(約713億日本円)に達した。

ランキング

新着