2024/04/29

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政治

アイドリング規制が3月1日スタート、6月には罰金へ

2012/02/29
アイドリング規制が3月から実施。6月からは罰金が科されることに。(中央社ニュースサイトより)
立法院本会議は2011年4月8日、「空気汚染防制法」改正案を可決、アイドリングの長い自動車やオートバイのエンジン停止に関する規定を増やした。2012年3月1日に実施、当初3ヶ月間を周知宣伝期間とし、6月1日からは、アイドリングが3分間を超えたにもかかわらずエンジンを停止しない場合は1500~5000台湾元(約4100~1万3660日本円)の罰金が科されることに。行政院環境保護署では、運転者は車両が停止したらエンジンも止めることを習慣づけ、共に空気の品質改善に努めるよう呼びかけている。 環境保護署の定めた管理方法では、自動車やオートバイで、公私立の駐車場、道路(高速道路などは含まない一般道路)、その他、駐停車、人の乗降、乗り換えに供されている場所において、アイドリング状態が3分間を超えた場合はエンジンを停止することを義務付けている。違反者はオートバイの場合は1500台湾元(約4100日本円)、小型車は3000台湾元(約8200日本円)、大型車は5000台湾元(約1万3660日本円)の罰金が科される。さらに、改善を要求されても聞き入れない者については、繰り返し罰することが出来、罰金額も回数ごとに増加する。 環境保護署では、大型ショッピングセンターや学校、病院、駅など交通渋滞が発生しやすい場所を主に取り締まる考え。環境保護署空気品質保護及び騒音管制処では、担当人員は赤外線を利用した機器で監視測定と録画を行うとしている。エンジンを止めない場合、温度が一定のレベルを維持して下がらず、時間が3分間を超えると測定機器が時間を記録すると共にナンバープレートを撮影する仕組み。

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