国際教育研究所(Institute of International Education:IIE)がまとめた調査によると、昨年、アメリカで学ぶ留学生のうち最も多かったのは中国大陸の学生で15万7558人。2位はインドで10万3895人。3位は韓国で7万3351人。4位はカナダの2万7546人。中華民国(台湾)の学生は2万4818人で5位だった。6位はサウジアラビア、7位は日本の2万1290人。
中国大陸の学生は2010年にインドの学生を抜いてトップとなっており、2年連続で1位。昨年は前年比で23.5%増えた。アメリカで学ぶ海外からの留学生全体に占める割合も2010年の18%から21.8%に拡大。
アメリカで海外からの留学生が多い州は上位からカリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州、マサチューセッツ州、イリノイ州、ペンシルバニア州、フロリダ州、オハイオ州、ミシガン州、インディアナ州。留学生の多い学校は、南カリフォルニア大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、ニューヨーク大学、パデュー大学、コロンビア大学。
統計によると、海外からの留学生の人気が高い科目は、商業と管理、エンジニアリング、数学とコンピューター科学、生命と物理科学、社会科学で、成長著しいのは英語集中クラス。人数は2010年2万6059人から24%増の3万2306人となっている。