2024/04/29

Taiwan Today

政治

中国大陸住民の台湾個人旅行可能対象が13都市住民に拡大

2012/04/02
個人旅行で台湾を訪れ、台北101を参観する中国大陸からの旅行者たち。(中央社ニュースサイトより)

行政院大陸委員会は1日、中国大陸住民で台湾への個人旅行が可能な対象について、従来の中国大陸・北京、上海、アモイ(廈門)の3都市住民に、新たに10都市の住民を加えると発表した。しかし、各都市の具体的な準備作業に関わるため、2段階に分けて実施する。まず、天津、重慶、南京、広州、杭州、成都の6都市について4月28日にスタート、第2段階として、済南、西安、福州、深圳(シンセン)の4都市についても年内で出来る限り早く開放する。台湾が、個人旅行でやってくる中国大陸住民を受け入れる枠は1日500人から、1000人へと拡大済み。

昨年6月28日、台湾が中国大陸住民の個人旅行受け入れをスタートして以来、今年2月末までに個人旅行でやってきた中国大陸住民は延べ4万5899人。3月26日まででは延べ5万6000人と、安定して成長している。3月には400人を超えた日が10日近くあった。また、これまでに大きな違反や不法滞在のケースは発生していない。

大陸委員会では、今後も「台湾を主に、人々に有利に」という原則の下、交通部、内政部などの関連省庁と、中国大陸住民の台湾観光を段階をおって開放していくと同時に、関連機関の業務推進と管理作業に協力していくとしている。

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