2024/05/07

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県・市の総合競争力、台北市が断然トップ:「遠見」調査

2012/07/02
台北市の総合的な競争力は台湾の県・市でトップ。(行政院提供)

台湾のオピニオン雑誌「遠見」が6月29日、県・市の総合的競争力調査の結果を発表。台北市が総合ポイント、「経済と雇用」、「教育」、「環境保護と環境の品質」、「公共の安全と消防」、「医療衛生」、「地方財政」などの項目でいずれも1位となった。総合ポイントでは新竹市が2位、嘉義市が3位だった。また、台東県は「治安」、「社会福祉」で1位。新竹市は「生活の品質と現代化」で1位だった。離島の金門県、連江県、澎湖県は多くのデータが揃わず、評定からは除外されている。

行政院直轄5都市の総合的競争力でも台北市がトップ。台北市は全国で最も競争力を持つ都市と評価された。その他の直轄市は上から新北市、台中市、台南市、高雄市の順。

また、直轄市以外の14の県と市では、上位から新竹市、嘉義市、彰化県、桃園県、台東県の順となっている。

「遠見」では各県・市の競争力を主に9つの面、細目では102項目の指標によって評定。9つの面から加重計算して算出された順位では、台北市が断然トップとなり、台北市の持つ、台湾の代表的な都市としての地位が当面揺るがないことが示された。

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