国防部は23日、国軍「漢光28号」コンピューター補助指揮所の、国際時事などを加えた想定での演習（コンピューターシミュレーション）を計画通り20日に完了し、予定の訓練目標を達成したと明らかにした。
今回の演習は、政治、経済、心理戦、軍の範囲に及び、演習の想定ではさらに国際時事も取り入れた。また、模擬システムによって各種戦闘パターンと場面を再現、実戦を模した効果をあげ、国軍の各レベルの合同作戦指揮メカニズムにおける指揮対処能力を高めることに成功した。
国防部では、「漢光28号」コンピューター補助指揮所演習の目的は、国軍の合同作戦指揮メカニズムをテストすることにあるとしている。各戦略執行部署以上の指揮所の作業の流れを検証、各級幹部の指揮・参与能力を鍛える。同時に合同作戦での任務行動要領に基づいて各級幹部の訓練効果を評価し、合同作戦指揮管理機能を強化することで、防衛作戦能力を高めるという。