2024/05/07

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衛生署、全国民健康クラウド先導計画をスタート

2012/09/18
行政院衛生署とマイクロソフトが台湾初の「全国民健康クラウド」を立ち上げる。クラウド技術で、健康に関する個人のすべての情報と治療履歴を統合する。写真は17日の記者会見。(マイクロソフト台湾提供、中央社)

行政院による「全国民健康クラウド」の先導計画が17日にスタートした。行政院衛生署がマイクロソフトと協力し、クラウドコンピューティングを利用したプラットフォームで個人の電子カルテと健康データを統合する。今年年末には、どこで診察を受けても統一された資料が呼び出せるようになる。中期的には医療資源の重複と浪費を減らし、長期的には医療材料と情報に関連する企業間の健康クラウドチェーン確立を目指す。

「全国民健康クラウド」先導計画は、マイクロソフトのハイブリッド・クラウド・プラットフォームを用いて、健康と医療、保険などの関連団体が所有する個人の健康履歴を統合するもの。末端の衛生所、診療所、各レベルの病院のすべてが、個人の健康履歴のカバー範囲となる。将来、利用者はすべての携帯端末で、入り口となるポータルサイトで個人のアカウントナンバーを打ち込むだけで、プライバシーが高度に保護されたクラウドネットワークにアクセスしてデータのやり取りと管理、共有が出来るようになる。

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