2024/05/06

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酒気帯び運転の罰金上限引き上げ、立法院で可決

2013/01/15
「道路交通管理処罰条例」の一部条文改正により、酒気帯び運転などの罰金の上限が引き上げられる。(交通部道路交通安全督導委員会サイトより)

立法院(国会)は14日、「道路交通管理処罰条例」の一部条文改正について最終可決した。改正後は、呼気中のアルコール濃度が規定を超えた状態、または違法薬物を摂取して自動車の運転を行った場合の罰金が、1万5,000台湾元以上9万台湾元以下(約4万6,269~27万7,580日本円)へと、従来より上限が引き上げられる。また、これらの違反者はその場で運転免許の停止処分を受ける。さらに5年以内に飲酒運転の規定に2度以上違反した者と、警察機関が告示を通じて設けた飲酒運転の検問所で検問を執行する際に、指示に従って停車し検問を受けなかった者は、取調べを受けた上で9万台湾元の罰金を科されることとなる。

また、排気量550ccの大型二輪車についても、道路交通管理機関が主管すると同時に、違反者を処罰すると定めた。マフラー(消音器)を取り外す、または他の方法で騒音を発した者、および2台以上の車両を連ねて道路上を蛇行運転や違法競走運転し事故を起こした者は、現行の罰金規定により、罰金が科され運転免許停止の処分を受けるほか、さらに「3年以内に運転免許の試験受験と交付を受けられない」との範囲に組み込まれた。

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