2024/05/07

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政治

台湾、84.5%が「現状維持」を支持:陸委会調査

2013/07/18

行政院大陸委員会(陸委会)は17日、定期的に実施している最新の世論調査の結果、調査に応じた台湾住民のうち84.5%は台湾海峡両岸関係について、「広義の現状維持」を主張していると明らかにした。この調査ではまた、両岸の交流が進むスピードについては41.5%が「ちょうどよい」と回答。そして、71.9%が、両岸が引き続き制度化された対話を通じて、両岸が交流する上での問題を処理していくことを支持した。

「広義の現状維持」とは、「現状を維持し、状況に応じて独立するか統一するかを決定する」、「現状を維持し、将来的には統一に向かう」、「現状を維持し、将来的には独立に向かう」、「永遠に現状を維持する」と答えた人を合わせたもの。このうち、「現状を維持し、状況に応じて独立するか統一するかを決定する」は6種類の意見(上記に「出来るだけ早く独立する」、「出来るだけ早く統一する」を加えたもの)のうち34.3%を占めて最大。次いで「永遠に現状を維持する」の26.3%だった。

現在の両岸交流のスピードについては、「ちょうどよい」とする意見が最も多かった他、34.9%が「速すぎる」、11.6%が「遅すぎる」と答えている。

また、中華民国政府に対する北京当局の態度を「友好的ではない」とする人は48.0%で、「友好的である」とする29.4%を上回ったが、台湾住民に対する北京当局の態度では、「友好的である」が43.0%で、「友好的ではない」が40.4%だった。

この調査は陸委会が国立政治大学(台北市)選挙研究センターに委託し、7月5日から9日にかけて台湾における20歳以上の1070人を対象に行った。信頼度は95%、標本誤差は±2.996%。

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