今年で10回目となる東アジア交通学会国際会議（The 10th International Conference of Eastern Asia Society for Transportation Studies：EASTS 2013）が9日から12日まで、初めて中華民国（台湾）で開催されている。同会議には日本、韓国、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、中国大陸など33の国・地域の産官学の代表が参加、過去最大の規模となっている。
今年の会議のテーマは、「調和された交通社会に向かって」。「高速鉄道の地域における発展の国際比較：日本、台湾、韓国」、「ユーザー指向の交通サービス提供と、人に適した快適な都市建設」、「東アジアにおける自然災害及び突発状況に対する交通面での対応」などの議題を話し合うことになっており、学術と実務を結びつけた、優れた交流プラットフォームとなる。
東アジア交通学会はは1994年11月28日に発足。現在の会員は17の国と地域で、中華民国は同学会の設立を発起した会員の一つ。