2024/05/07

Taiwan Today

政治

両岸窓口機関相互設置で結論なければさらに影響も=馬総統

2013/10/23
馬英九総統(右)は22日午後、中国国民党の呉伯雄名誉主席(左)ら「第9回台湾海峡両岸経済貿易文化フォーラム」に出席する台湾代表団と会見した。(中央社)

馬英九総統は22日午後、「第9回台湾海峡両岸経済貿易文化フォーラム」に出席する台湾代表団と会見した。馬総統は、「台湾を主とし、人々に有利である」との原則のもと、政府は政治問題についても制限を設けたり回避したりするようなことはないと述べた。また、「両岸の窓口機関の相互設置」を例にとり、この話し合いの結果が出なければ、双方の今後の政治問題交渉に影響をもたらす恐れがあると指摘した。

同フォーラムは今回9回目の開催。このプラットフォームは2005年4月に当時中国国民党主席であった連戦元副総統が中国大陸を訪問し、当時の中国大陸の最高指導者、胡錦濤氏との会談で合意した「5項目の共同ビジョン」の一つであるとともに、両岸の民間交流において、最も歴史が長く、出席者の顔ぶれが最も充実し、実りの豊かな交流の窓口である。さまざまな党派の人々の出席を招聘するだけでなく、政府の関連機関の職員も出席する。

同フォーラムに出席する代表団のメンバーは、中国国民党の呉伯雄名誉主席、林豊正および蒋孝厳の両副主席、林徳瑞副秘書長、中央評議委員の李建栄氏、および財団法人国政基金会の蔡政文執行長、人民最大党の許栄淑主席などとなっている。

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