2024/05/20

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南沙諸島の太平島、交通部が交通インフラ整備へ

2013/11/06
交通部台湾区国道新建工程局は5日、南沙諸島の太平島の交通インフラ建設工事に関する計画を発表した。(中央社ニュースサイトより)

交通部(日本の国土交通省に相当)台湾区国道新建工程局は5日、南沙諸島の太平島の交通インフラ建設工事について、現在設計作業を進めており、今月下旬にも入札公告を行うと表明した。予算編成と入札作業が円滑に進めば、2014年初めにも着工し、2015年末に竣工する見通しだ。

うち、埠頭(ふとう)の新設工事では、主に全長210メートルの連絡道路と、320メートルの埠頭本体、曳船道施設やその他関連設備(指示灯や建築物、電機・機械など付属設備)の建設、および水域の浚渫(しゅんせつ)を行う。空港の滑走路強化工事は、滑走路の進入経路指示灯、滑走路面の更新、給油施設増設と路面排水整備を行う。総工費は33億台湾元(約110億4,900万日本円)余を予定する。

工事が完了すれば、新設された埠頭に大型の巡視船を配備して、業務範囲と漁業操業保護の機能を拡大できるほか、既存の空港滑走路と関連設備の強化を通じ、台湾本島と太平島との往来がより安全になり、人道救助の機能と今後の運用価値を高めることができる見込みだ。

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