行政院（内閣）公共工程委員会はこのほど、建設業国際化プロジェクト事務室の設立を宣言した。同事務室は、建設業の国際化に協力する政府のシンクタンクとなり、建設業の海外発展戦略連盟の結成を促し、政府と建設技術コンサルタント、土木・建設業者、設備・材料サプライヤーを統合し、海外における台湾の建設業者の競争力引き上げを目指す。
同事務室では、潜在市場やターゲット市場の参入条件の分析や、人材育成、在外公館における公共事業をめぐるビジネスチャンスの情報収集のSOP（標準作業手順）作成、建設業者の海外拠点設置の助成計画策定などに取り組む。同時に、建設産業の海外発展戦略連盟結成を促し、建設業者の海外事業発展をバックアップしていく方針だ。